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生き物の足跡

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ねらい
1) 適切な配置にある食物、水、隠れ家、空間といった生き物の生息地を構成する基本的な要素を明らかにする。
2) 人間と動物が基本的に必要とするものに共通なものがいくつかあることを理解する。

 

方法
地図を使って校庭を調べて生き物の生息地の構成要素を確認する。

 

背景
生きるために基本的に必要なもののうちいくつかは、人間と動物とで共通である。すべての動物は住む場所が必要である。動物が住んでいる環境は生息地と呼ばれる。食物、水、隠れ家と適当な空間からなる動物の生息地は、動物の必要を満たしている。
このアクティビティーの主な目的は人間を含む全ての動物が、基本的に必要とするものを共有していることを理解することである。

 

用意するもの
生息地の地図、タスクカード、生息地の構成要素(下記参照)、のりあるいはテープ、はさみ、鉛筆、黒板、小さい紙袋

 

手順
−教師が前もって準備すること−
1. 歩道、建物、運動場を含む校庭の単純な地図を書く。
2. 「形跡」を描くことができる動物を選ぶ。例えば:鳥、猫、犬、熊、ねずみ、子供、シカ、馬。
3. 地図の上に、選んだ動物の移動の跡をつける。できるだけ現実的に移動を地図に表わす。ただし教室から始めて、そして教室で終わらせるようにする。地図の上の方に「生息地」とともに動物の名前を書く。例えば:「鳥の生息環境:鳥が生き残るために必要なこと。」

 

 

 

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